オメガ3脂肪酸の効果とは?
オメガ3は、n-3系脂肪酸・ω-3脂肪酸ともいいます。いくつかの生活習慣病に対して、多数の論文・研究結果が発表されています!
色々な研究から判ってきた、オメガ3脂肪酸の効果に関しての、厚生労働省の評価をまとめてみました。
厚生労働省では?
厚生労働省の評価
n‒3系脂肪酸は、
- 血中中性脂肪値の低下
- 不整脈の発生防止
- 血管内皮細胞の機能改善
- 血栓生成防止作用等
いろいろな生理作用を介して生活習慣病の予防効果を示す。
血中中性脂肪値の低下
中性脂肪のこと?
健康診断で測るのが血中中性脂肪値だね。(中性脂肪の基準値は、30~149mg/dl)
血中中性脂肪値が高いと、メタボリックシンドロームの基準にひっかかるよ!
オメガ3の中でもEPAとDHAの研究データが多い
オメガ3脂肪酸には、α-リノレン酸・DHA・EPA・DPAなどの種類があります。体内に取り込まれたα-リノレン酸は、一部がEPA・DHAに変換されます。
- α-リノレン酸 ‥ 食用調理油由来
- DHA ‥ 魚介類由来(ドコサヘキサエン酸)
- EPA ‥ 魚介類由来(エイコサペンタエン酸)
- DPA ‥ 魚介類由来(ドコサペンタエン酸)
これらの脂肪酸は体内で合成できず、欠乏すると皮膚炎などが発症します。
各種疫病データでは、魚介類由来の油である、EPAとDHAに関しての研究が多い
そのため、厚生労働省では、オメガ3全体の必要量とは別に、EPAとDHAの望ましい摂取目安量を定めています。
日本人では、EPA 及び DHA 量を 0. 9g/日摂取している群で有意に、非致死性の心筋梗塞罹患の減少が認められている。これに丸め処理を行い、18 歳以上では、1g/日以上の EPA 及び DHA摂取量(魚で約 90 g/日以上)が望まれる。
EPA・DHAの合計1日摂取目安 ‥ 1g以上(男女とも)
一部がEPA・DHAに変換?
α-リノレン酸の一部がEPAとDHAに変換って、どれくらいの量?
10〜15%程度らしいよ!(ウィキペディアより)
(オメガ3全体での摂取量目安や不足量は、こちらをご覧ください)
EPAとDHAがイイ!
EPAやDHAは魚介類に多く含まれています。
魚をたくさん食べよう〜
でも、大型魚は注意しないとね!
魚には、水銀、カドニウム、鉛、すずなどの重金属、PCB、ダイオキシンなどの有害物質が含まれる。これらの有害物質含有量は、魚の種類、地域により異なること、また、これらの有害物質については他の基準があるため、食事摂取基準では有害物質の影響については考慮されていない。魚の摂取量に関しては、国から発表される有害物質の耐容摂取量にも注意が必要である。
有害物質か〜
高度な精製技術で、有害物質を除去したサプリもあるよ!
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